リューターの正回転・逆回転
(2001.11)

「リューターは買った。さあ、使うぞ!んんっん?なんだこれ?」
「FWD? REV? 一体どんなときに使い分けるの?」なんて疑問に
思ったことありますでしょうか?今回は、「FWD・REV」「正回転・逆回転」
について今回は説明したいと思います。今では、低価格のリューターから
高価格なリューターまでこのような機能がついているリューターが売られています。
しかし、「どんな時に、この機能を使うのか?」を検証してみたい。
下の写真は、EMAXのコントロール部。「FWD」「REV」の切り替えスイッチ
があるのが見えるだろうか?

写真右上にある正回転・
逆回転切り替えスイッチ

「FWD(正回転)」・・・通常、これで使用する。

リューターポイント類を使用すると使用者に向かって「粉塵」「バフカス」
「研磨剤のカス」が飛んでくる。「REV(逆回転)機能」を使うことによって
「粉塵やカス」を使用者の反対側に飛ばすことができる。

ただし、注意しなければならない事項がある。

まず、「REV」で使えるリューターポイントは、「シリコンポイント・セラミック
・軸付布バフ」等の最初っから軸が付いているタイプのリューターポイントのみ。

しかし、「カッター類」は使用できない

「カッター類」は、刃の目の切り方が「正回転用」に切ってあるからだ。
仮に、丸カッターを付けて「REV」で使用しても貴金属を削ることはできない。
又、「マンドレール」を取り付けるタイプのバフやフェルトには
「REV機能」は使えない。「マンドレール」とバフ類を取り付けるネジが
「正回転用」に切ってあるからだ。もし、「REV機能」で使用したならば、
マンドレールのネジが飛んで、挟んであったバフ類が飛ぶことになるだろう。
「REV機能」は大変便利な機能ではあるが、使用するときには、
リューターポイントに注意払って使用しましょう。